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管理栄養士の仕事をしていて壁にぶち当たる瞬間(個人的な話)

管理栄養士

こんにちは!

管理栄養士のリバー川谷です!

管理栄養士の実務をやっていると、

いろいろ苦痛なことや

精神的にきついことがあります。

それはもちろん管理栄養士に限らず

社会人なら当たり前にあることですけどね。

そのなかでも

管理栄養士業界ってどんな感じなのか?

どんな苦労があったり、壁にぶち当たるときって

どういうときなんだろう?

今回は自分の経験と個人的見解で

お話させていただきます。

なので、

必ずしも管理栄養士の世界はこれだ!

ってことはないので、

「こういうこともあるのか~」

みたいな軽い感じで見てくださいね~。

病院や福祉施設などの専門職の場合

肩身の狭い環境

病院の職場にてメイン的な立場と言えば、

もちろん医師と看護師ですよね。

高齢者福祉施設の場合、

メイン的な立場は介護職員と看護師かな。

意外と看護師ってどこの職場でも立場的優位になる

感じはしますね。さすが看護師さん。

これはなぜかというと、

個々の能力や正確は別として、

要因は職業別の職員人数が多い職業が立場的に高く、

人数が少ない職業はそれなりに立場的に低い、

つまり、

肩身が狭い可能性があるということです。

でもこれは病院や施設によって

人員配置基準があり、それによって

必要人数分を配置しているだけですから、

仕方がないことですよね。

例えば、特別養護老人ホームの場合、

介護職員の人員配置基準は

利用者3人に対して1人以上必要ですが、

管理栄養士に関しては、

利用者人数に関係なく最低でも1人いれば、

人員基準的には問題ないのです。

そのため、1施設に対して

管理栄養士が1人の職場は結構多いです。

病院となると数人の管理栄養士がいることが多いですが、

職場に同職種がいないと結構心細い思いをしますし、

高齢者福祉施設だと介護職員はたくさんいるのに

管理栄養士は1人となると、

かなり肩身が狭く感じます。

勢力的にも考えても、

たくさんいる同職種と比べて

たった一人の管理栄養士では

勢力もクソもありません。

そのためか、

なかなか意見や要望が通りにくいことがあったり、

決定権がなかったりします。                                                  

委託給食会社の管理栄養士は・・・

委託給食会社の管理栄養士は

病院や福祉施設に配属されて

そこで、給食管理業務などを行いますが、

直営の管理栄養士でさえ、肩身の狭さがあるのに、

委託の管理栄養士なんか更に狭いところが多いです。

基本的に委託からすると、

直営の管理栄養士含め施設全体は受託先、

つまりお客様です。

ですので、直営の管理栄養士という顧客が

何か要望やクレームが来た場合は、

しっかりとお客様相手として対応しなければなりません。

何らかの理由で委託と直営間の関係が悪くなると、

直営側は委託先を変更することも簡単にできるので、

委託側として契約が切れることは

なるべく避けたいので

ある程度は許容していかざる得ない状況に

なっているのかもしれません。

他職種との関係つくりが大変

例えば、病院の場合、

医師や看護師、薬剤師、理学療法士などの

他職種と連携して患者の治療に対して

良い方向に向かうことや、

NSTなどのチーム医療の活動で

診療報酬が入ってくるシステムがあるため、

他職種としっかりコミュニケーションを

取っていく必要があります。

栄養ケア計画を立案するのにも、

管理栄養士だけでは不十分で

やはり他職種の協力は必須です。

そのため、管理栄養士は同職種だけでなく、

他職種の関りもたくさんあり、

極端に言ってしまえば、

人々との関係つくりができないと

仕事にならないとも言えます。

これがかなり大変であり、

なかなかうまくいかないと

しんどくて、頭を抱える日々になります。

資格や専門分野、実務経験などいろいろ異なる人が

いるなかでどうしても意見の衝突が生じたり、

理解できないことが多く、

神経をすごく消耗します。

管理栄養士は特に板挟みになることが

多いと言われています。

例えば、看護師や介護士と厨房職員がよく揉めて間を

入らないといけないことが多々ありますが、

(委託の栄養士の場合、直営の管理栄養士と厨房職員の間)

これは結構苦痛ですよ、本当に。

最後に(壁を壊すことはかなり難しい)

管理栄養士業務としてのぶち当たる壁を

個人的意見として紹介しましたが、

では、今後どうしてやっていけばいいのか?

その壁に対して打ち勝てるように頑張る!

とか、壁を壊す行動がいいのか?

しかし、

壁を壊すことってなかなか難易度が高く、

そんな簡単にできることではありません。

なぜ難しいのか?

壁を壊すってことは自分以外の人に対して

直接的に考え方など変える、

つまり、他人を変えるということですが、

他職種や経験など違い、考え方や価値観も違う人が

集まる場において、

それを変えることはめちゃくちゃ難しく、

時間と労力もかかります。

ですので、

壁は壊すのではなく

壁はあるものと前提として考えて

どうかわすのかを考えて

自分自身が動くしかないと思います。

これが仕事だからと割り切って、

ある程度受け入れるか、

それでも自分には合わないなどの理由で

辞めたいのならば、

退職し、転職を検討する。

管理栄養士を持っていたら、

意外と働ける場所は意外とありますよ。

あとは、自分がどう動くかです。

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