こんにちは!管理栄養士のリバー川谷です。
AIってよく聞いたことはあると思いますが、
AIによって奪われる仕事、奪われない仕事があるっていうのが話題になりましたよね。
近年は第三次人工知能ブームらしい。
過去にも人工知能ブームがあったの?って不思議に思いましたが、
今回の人工知能ブームはかなり技術革新であり、
AIの発展がめちゃめちゃ加速しているとのことらしい。
それにより人間に置き換えてAIでできることがかなり多くなり、人々の生活が画期的に変わるよ!
っていうことが言われています。
それが仕事にフォーカスすると、AIでできる仕事が増えてきて、
その結果、
AIができるなら人いらないよねっていうことになってしまう。
本当にすごい時代でもあり、残酷な時代ともいえます。
では、管理栄養士(栄養士も含む)はどうでしょうか?
管理栄養士はAIから仕事を奪われるのでしょうか?
これは奪われるという情報もあれば、奪われないという情報もありますので、
この先はどうなるかどちらともいえないというところであるが、
個人的な考えをいうと、
AIができる仕事しかできない管理栄養士は仕事がなくなる、つまりAIに
奪われる可能性は高いと思います。
逆に言うと、AIにできないことできれば、むしろ管理栄養士の必要性が
大きくなるでしょう。
では、AIにできる管理栄養士の仕事はどんなものか?
未来のことであるので、まだ確証はありませんが、
AIにできること、できないことをお話していきます。
AIのすごさ
そもそもAIとは何でしょうか?
AIとは英語で「Artificial Intelligence」といい、人工知能のことであります。
AIの明確な定義はないみたいですが、
簡単に言うと、人工的に知能を作ることで、人間のような活動ができる技術と思います。
高度な計算処理や画像や音声などの物事を認識して論理的に判断できたりして、
人間の脳の仕組みに近い学習をすることによって、人間のように、もしくは人間以上のスキルがあるといえます。
今でも、会話ができる機械がありますよね、シリーとかペッパーとかアレクサとか、
機械と会話するSF映画みたいな時代が来たのですね。
今のところ、計算やデータの処理速さや正確性、物事を解析する能力は
人間以上の高いスキルが期待できると言われています。
AIができる管理栄養士の仕事と多分できない仕事

AIができる管理栄養士の仕事
- 献立作成業務
- 発注など食材管理業務
- 衛生管理業務
- 給食関連帳票類の作成、事務的業務
- 栄養アセスメント
- 栄養診断
AIでは多分できない管理栄養士の仕事
- 栄養指導、栄養相談
- 栄養管理計画の考案
AI時代に求められる管理栄養士

このように、管理栄養士業務でAIができること、できないことを解説させていただきました。
いつになるかわからないが、
おそらくAI活用が当たり前の時代が来ると思いますし、
もうすでに少しずつそういう時代になるように進んできているでしょう。
AI時代が到来し、管理栄養士業界にもAIが導入されたら
毎日の書類作成などの意外と時間がかかる業務はほとんどAIが処理できますし、
数字などの客観的なデータの算出や評価などは全自動で高速で処理もできるでしょう。
しかし、
栄養指導や栄養の相談などの人と直接関わり、その人に寄り添って話を傾聴して共感し、
信頼関係を形成することで、人の心が動き、ついに行動が変わります。
この技術はおそらく管理栄養士(人間)でしかできないと考えられます。
管理栄養士の本来の業務は人の栄養状態を改善し、健康状態を維持・増進し、疾病の憎悪化防止をするように指導や教育を行い、
自分でセルフケアできるよう行動変容することではないでしょうか?
つまり、この本来の業務が今後更に必然性が増してくるでしょう。
逆にAIができる業務しかできない管理栄養士は求められるスキルさらに向上していく必要があります。
最後に
いかがでしたしょうか?
AIは仕事を取られるから敵だと思う人もいらっしゃいますが、
果たして本当にそうでしょうか?
むしろAIを上手に活用して仕事のパフォーマンス向上することが
一番に考えるべきではないかと思います。
AIとの共存がこれからの時代、管理栄養士として生き残れるのではないでしょうか?
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