毎年のように台風による被害や大雨により川が決壊し大洪水による被害などの自然災害や
十年に一回以上起こっている大地震や大津波などの震災などは
いつ起こるかはわかりません。
実際に平成の時代に阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震などの大きな地震が
あり、他にも頻繁に地震は発生していることは事実です。
日本は地形的な関係で地震が起こりやすいんですね。
あと、将来的に南海トラフ巨大地震や首都圏の大地震が起こる可能性が高いらしいです。
予測データによると、どちらも30年以内に70％以上の確率でおこるとのことらしいです。
恐いですねー。いや、本当に。
私リバー川谷は大震災を経験していませんが
（大雨警報で避難指示が出され、川が決壊寸前の時はありましたが、
その時は恐怖心がすごくて本当に寝られませんでした。）
このような自然災害や震災は将来的に生きている間に起こる可能性は高いのです。
その場合、自分たちができることは何でしょう？
それは備え、備蓄です。
大きな災害により自分の家が潰れて住む場所がなくなって避難所生活を
余儀なくされた時を考えて備蓄は全体に用意しておくべきであると思われます。
今回は備蓄の必要性や考え方についてお話ししていきます。
備蓄は最低でも３日間、大規模災害なら１週間分が必要
災害の規模によりますが、水道、電気、ガスのライフラインが途絶えるなど
最悪の場合を想定して備蓄の用意が必要です。
期間は最低３日間の備蓄が必要です。
しかし、災害の大きさなどの理由で３日ではライフラインの復旧ができない場合も
考えられるため、１週間分の備蓄を推奨しているように言われています。
まず、備蓄ってどんなものが必要かをざっと言いますと、
備蓄として必要な物
- 水
- 食べ物
- 生活用品（簡易トイレなども含む）
- 調理補助するもの(カセットコンロ、ガスボンベ、鍋かやかんなど)
- 薬
- 衣類、タオル
- 懐中ライト など
これらの物を最低3日分でもかなりの量になりますし、1週間となると、
おそらく1人で準備して持ち運ぶだけでもかなり厳しいと思います。
備蓄の中で特に必要なもので1番重量を占めるものが水と食べ物です。
水は1人当たり1日2～3リットルくらい必要です。
2リットルだとしたら3日で3本、重量は6㎏です。1週間なら14ｋｇ分ということになります。
食べ物も1日3食食べるなら米や非常食用おかずのパックなどたくさん必要になって
くるのは想像ができますよね。
しかも家族など人数が増えればその分、倍の量を必要になるということです。
これってものすごい大変ですが、万が一の災害が起こった時に、
備蓄があるかないかで、大きく状況が変わってきますので、
普段から必要な物をリストにして、購入し、備えておくことが必要です。
推奨しているローリングストックという備蓄方法とは？
備蓄用の水や食べ物を大量に買いましたら、押入れに収納して
災害が起きない期間が過ぎていき、久しぶりに非常食の賞味期限を見たら
とっくに過ぎていた。みたいなこともよくあります。
このような賞味期限を防ぐことや普段から非常食の使い方や存在を把握するために
ローリングストック法という備蓄方法の考え方がおすすめです。
ローリングストック法とは
備蓄している水や非常食を日常で使い、使った分はまた買い足して常に在庫を一定に保つ方法です。
この方法ですと一気に購入する必要がなくなり、こまめに買い足していけばいいため、
負担は軽減されます。
ローリングストック法の運用例
- 最低3日分(理想は1週間)の水と食べ物を購入し、備蓄しておく。
- 1ヶ月後、１日間のうち1食を備蓄からの食べ物を開けて食べる。水も空けて飲みましょう。
- 消費した分を近日中に買い足す。
- これを毎月繰り返す。
期間は1ヶ月でなくてもいいですが、期間が短いほど、買い足す頻度が増え、
期間が長すぎると賞味期限が切れる可能性がありますので、
ご自身で期間は決めてくださいね。
ローリングストック法がおすすめの理由
- 普段から非常食を食べることで味や食べ方が把握できる。
- 賞味期限が切れてロスになる可能性が低くなる。
- 一度に大きな買い物をしなくて済む。
- 非常食用の食品より賞味期限が短い食品(半年～1年くらい)でも運用は可能である。
最後に
いかがでしょうか？
今回は日本にいる限りは大型台風や大雨による大洪水、大震災などの大規模災害は
1年1回は日本のどこかで起きている可能性が高いですね。
災害によりライフラインの断裂や最悪の場合、家がなくなる可能性もあります。
これらは自分たちで防ぐことはできません。
自分たちができることは大規模災害により最悪のケースが起こっても生き延びることです。
そのためには備蓄がとても重要です。
しかし、備蓄をすることって確かにとても面倒くさいですよね。
それでも絶対備蓄はしたほうがいいに決まっていますよね。
そこで一つの方法としてローリングストック法を紹介しました。
一度にドンと大きな作業より小さな作業をこまめにするほうがまだできませんか？
その些細な行動がいざという時に後悔ではなく安心につながります。
是非備蓄を！
