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ラーメンは体に悪い?栄養バランスを考えたラーメンの食べ方はあるのか?

食と栄養

みなさん、ラーメンはどれくらいの頻度で食べますか?

ラーメンってうまいですよね!しかも醤油とか塩とか味噌などいろんな種類

あるのが飽きなくてたまらないです!

ちなみにリバー川谷もラーメンめっちゃ好きです。

週1~2回は食べていますね~。すいません、それでも管理栄養士です。

「管理栄養士なのに体に悪いもの食べていいの?」って思う人もいらっしゃるでしょう。

でもね、管理栄養士でも医師でもラーメン好きな人はたくさんいますよ。

管理栄養士がラーメンなど体に悪いもの食べたらだめなのでしょうか?

そもそも、ラーメンって体に悪いのか?

ラーメンが体に悪いかどうかは結論から言いますと、

ラーメンをどう食べるか自分次第です!

「おいおい、何言ってんだよ。」って思いますよね?

どういう意味かといいますと、

ラーメンってスープなどの種類やから麺の量、特にトッピングの選択ができ、

それなりに自由にカスタマイズができますよね。

例えば、醤油ラーメンでチャーシュー追加とか煮卵追加とか、

味噌ラーメンで麺盛りとか、豚骨ラーメンでニンニクマシマシとか。

つまり、自由にカスタマイズできるからこそ

体に悪い食べ物にも栄養バランスの良い食べ物にもなるということです。

ということで今回はラーメンと栄養の関係についてお話します。

ラーメンが体に悪いと言われている理由

まず、ラーメンがなぜ体に悪いと思われている理由をお話します。

塩分が高い

ラーメンといえばやっぱり塩分が高いイメージがありますよね。

確かにイメージ通り、塩分は高いのは事実です。

どれくらい高いかと言いますと、

麺とスープを全部含んで1杯当たり

インスタントラーメンやカップラーメンは

約4~7gくらいであり、商品や1杯あたりの重量にによって変動します。

ではお店のラーメンはどうでしょうか?

こちらもスープも全部含んで1杯当たりですが、

正直な話、わかりません。

その理由としては

  1. ラーメンの種類が定番から変わりモノなど幅が広い
  2. 何をどれくらい入れているかははっきりわからない
  3. トッピングによっても塩分量は変わる

など言えます。

いちお、大まかに予想だけすると、

スープ全部含めて塩分10g以上のラーメンもあるってことです。

一日の適正な食塩摂取量の目標ですが、

男性:1日当たり7.5g未満女性:1日当たり6.5g未満です。

そう考えると、カップラーメンにしろ、お店のラーメンにしてもスープを全部飲んでしまうと

ラーメンだけでほとんど1日分、もしくは1日分を超える塩分量を摂取することになります。

塩分を取り過ぎると高血圧の原因になり、高血圧は動脈硬化が進行し、

脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなります。

栄養バランスが悪い

よく「栄養バランスの考えた食事をしましょう」っていう言葉を聞いたことがあると

思います。ラーメンが栄養バランスが悪いと言われているのは、

醬油ラーメンや塩ラーメンなどのあっさり系のラーメンは

麺に含まれているの糖質の割合が多く、たんぱく質や脂質が少ない傾向が、

豚骨ラーメンや担々麺などのこってり系のラーメンは

糖質だけでなく脂質も多く、たんぱく質が少ないということで

栄養素が偏りやすい傾向になります。

ビタミン、ミネラルが不足しやすい

これは先ほどの栄養バランスを関連したお話ですが、

ラーメン1杯に含まれている内容でありきたりなものですが、

麺、スープ、チャーシュー2枚、もやしひと掴み、なると1枚、ネギひと掴み

といった感じでしょうか?これも店によって違ってきます。

最近感じたことですが、煮卵って追加トッピングか煮卵付きのメニューでしかなく、

ノーマルのメニューで煮卵が付いているお店が少ないような気がしています、

気のせいでしょうか?

話を戻しますが、この内容量では動物性食品や野菜が少ないため、

ビタミンやミネラルが不足します。

健康を気にしたラーメンの食べ方

スープは飲まない

スープを飲まないことで塩分量を抑えることができます。

ここまでは当たり前ですね。

しかしどれくらい抑えられるかといいますと、

だいたい半分は抑えられます。

これはかなりの減塩につながりますので、今までスープを飲んでいた人は

物足りなさを感じると思いますが、

スープを飲む習慣により、もしかしたら寿命を縮めているかもしれないと思うと

スープくらい残してもいいのでは?と思います。

ラーメン店主もスープ残すくらいで気を悪くすることはないと思われるし、

スープは麺に絡んだときの味を想定して濃い目につくっていて、

スープだけをごくごく飲んでもらうために作っているところはあまりないと思います。

麺の量は変えずにトッピングを増やす

ここがとても大事なことですが、その理由は

トッピング次第で栄養バランスの良いラーメンが完成することができます

おすすめしたいトッピング

①煮卵

卵はたんぱく質が豊富であり、ビタミン、ミネラルもバランスよく含まれており、

ビタミンCと食物繊維以外の体に必要な栄養素はしっかり詰まっています。

そのことから卵はとても栄養価が高い食品でありますので、

是非、煮卵1個はラーメンに入れたいところです。

②チャーシュー

チャーシューは主に焼豚のことで豚肉です。豚肉はたんぱく質が豊富で含まれています。

たんぱく質は体を作る材料になる栄養であり、不足すると成長がうまくいかなくなり、

身体機能、体力の低下や免疫力の低下しやすくなるため、しっかり摂取する必要があります。

ラーメンはたんぱく質が不足しやすいため、チャーシューを食べることで

たんぱく質の比率を上げることができます。

あと、もう一つ豚肉はビタミンB1の含まれている量が他の牛や鶏よりも

はるかに多いのが特徴です。

ビタミンB1は糖質を代謝するときに必要な材料であり、麺中心であるラーメンには

糖質の量が多いため、ビタミンB1の必要量は多くなります。

そのため、チャーシュー麺のようにチャーシューが多く入っていることは意外と

栄養素の関係で理にかなっているのかもしれません。

③ネギ

ネギは食物繊維やいろいろなビタミンやミネラルを多く含まれているため、

体調を整える作用があります。

しかしネギってちょろっとしか入っていませんよね。

なんかスプーン1杯みたいな量。切ない。。

私は生粋のネギ好きなので、いつもなんでこんなに少ないのだろうと思い、

ネギをトッピング追加します。それでも少なく感じることもあります。

是非ネギ好きでしたら、ネギを山盛りにしてスープと絡めて食べることをお勧めしたいです。

⑤ほうれん草

ほうれん草は緑黄色野菜の1つであり、

特に鉄分、カリウム、βカロテン、ビタミンK、葉酸、ビタミンCなどが

多く含まれており、とても栄養価の高い食べ物です。

⑥きくらげ

きくらげはラーメンに不足している食物繊維やビタミンDが多く含まれています。

きくらげが入っているラーメンってイメージ的に博多の豚骨ラーメンしかみたことがないが、

きくらげ自体の味は淡白ですのでどんなラーメンでも合うとは思いますので、

是非トッピングメニューであれば、たくさん入れてほしいですね。

以上、

おすすめトッピングのお話ししましたが、

ラーメン1杯で栄養バランスを考えた料理に変身する方法は

煮卵とチャーシューのようなたんぱく質の多い食品を入れること、

野菜やきのこもとことん入れること。

つまりトッピングの量を増やすことで体に良くないイメージのラーメンでも

ラーメンで栄養バランスよく取れるという考えに繋がるといいなと思います。

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