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怒りはコントロールできる?アンガーマネジメントの考えを活用しよう

ビジネス

ビジネスの世界って怒り狂っている、怒りが飛び交うのが世界って

思ったことがあるのですが、そう思った人いませんか?

上司が部下に怒ったり、

顧客がクレームで怒っていたり、

同僚やチーム内同士揉めたり、

先生が生徒に怒っているなどのいろいろ光景が見えてきますよね。

でも、少しでも怒りがなくなっていけば、世の中もっと平和になると思いませんか?

怒りは自分でコントロールできれば、もっとストレスなく過ごすことができます。

「アンガーマネジメント」って言葉を聞いたことがありますでしょうか?

アンガーマネジメントの考えを理解すると、怒りをコントロールすることができ、

ちょっとしたことで怒ることを防止することができます。

その結果、自分の心理状態が安定し、気持ちを抑えられるようになります。

「そもそも怒りって何が悪いの?」

「怒りって本当にコントロールできるの?」

「アンガーマネジメントって何?」

そのように思った人、一度怒りについてにじっくり考えてみましょう。

怒りが悪い理由

怒りは感情の中で一番攻撃性がある

まず、みなさんも経験したことがあると思いますが、

自分が怒ったとき、怒られたときってどちらのケースも決していい気分で

ないですよね。どちらもストレスを抱えてしまうんですよ。

怒りっていうのは感情の中で1番攻撃性のある感情なのですね。

つまり、怒っているときは自分が攻撃性になっており、

怒られているときは相手からの攻撃をうけているのです。

この状態はどちらも交感神経めっちゃ優位でピリピリしているので、

もちろんストレスなわけです。

怒りは個人だけでなくチームや組織を壊す

怒りにより暴力はもちろん、暴力だけでなく罵声などの言葉の暴力に

つながることが多い。

最近では先生が生徒に行う体罰や、職場で上司からの

パワハラがとても多く社会問題になっています。あと、介護職員が利用者に対して

虐待することもよくニュースにも取り上げられていますよね。

怒りの基本的なこととして、怒るほうは強者で、怒られるほうは弱者です。

パワハラを例にすると、怒っているのは上司で怒られているのは部下、

つまり強者と弱者です。

怒りというものは伝染力が強い特徴があるため、

その弱者がさらに弱者になる人を叩いてまた強者と弱者の関係が生まれるのです。

これがさらにさらに伝染していくとどうなるだろうか?

その組織の雰囲気は最悪になり、退職者が出てきたり、1人当たりの生産性が

落ちますよね。そうなっていくとその組織は崩壊です。

この負の連鎖がとても恐いことです。

そのことから、トップの人が一番怒りについて理解していないといけないのです。

怒ってしまう理由

そもそも怒りの原因で何でしょうか?

主に2つあります。

自分の中の固定概念や常識が崩されたとき

自分の考えの中で

「これはこうであるべき!」

「これは常識だろ!」

みたいな自分の理想や願望が崩されたときに怒りが生まれるのです。

つまり、怒りの原因は周りの環境や状況ではなく、自分自身によるものなのです。

例えば、

  • 時間はちゃんと守るべき
  • 先輩には敬語を使うべき
  • 上司の言われたように仕事するべき
  • 電話には出るべき

あくまで一例ですが、このようなことは自分だけの常識であって、

他人がその常識を持っているかは、また別問題である。

人それぞれの価値観は違うため、「普通はこうするだろ!」ということは

通じないわけですよ。その価値観のずれで怒っているのは自分が勝手に怒っている

だけなので、人それぞれの固定概念の違いを理解することが大切です。

怒りの感情は防衛反応

怒りの感情というのは二次感情であるといわれていて、

怒りの前に最初の一次感情があるということです。

一次感情とは「悲しい」「不安」「寂しい」「辛い」などの感情です。

この一次感情が生まれてからその感情を隠したり、押しつぶされないようにする、

自分を守るために怒りの感情が生まれるのです。

一次感情があるということが認識できれば怒りが生まれる前に

何で怒っているのかがわかるようになります。

アンガーマネジメントって何?

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたもので

怒りの感情と上手に付き合うための心理的なトレーンングです。

自分の感情を冷静に把握し、適切な対処を行うことで怒りをコントロールできる

スキルとも言えます。

アンガーマネジメントの目的として、

  • 自分の怒りが何の感情からの怒りなのか(一次感情)が気づく。
  • 怒りを人にぶつける前に自分で対処ができる
  • 他人と良い関係が維持できたり、自分自身も精神的に安定する。

ということからアンガーマネジメントの必要性を感じていただけと思います。

アンガーマネジメントの方法

とりあえず6秒間は我慢する

怒りの感情は突発性があり、キレた瞬間は衝動的な行動や言動を起こしやすいですよね。

「こらー!!」、「くそがっ!!」とかの言動って衝動的に出た言葉が多いと思います。

しかし、6秒経過すると理性が追い付いてきて、

怒りの感情は少しずつ抑えていくんですって。

ということから、とりあえず6秒間は待つ!と覚えておきましょう。

怒り度合に点数をつける

ただ、6秒待つだけより、さらに冷静になる方法として、

キレたくなったら、その怒りに対して何点かを考えることです。

10点満点として0点は怒りなし、10点は死ぬまで忘れない生前最大の怒りと位置付け、

今回の怒りは何点だろうかと考える。

この方法の目的は何点であるかを考えている時点である程度に冷静になっているということです。

「今日食べようと思って買っておいたおれのプリンが食べられた!くそがっ!!

よし、点数つけよう。別に自分の体やお金などの大切なものは無事だし、また買いに行けば

食べられるから2点です!」

もう普通に冷静でいられていますよね。

キレそうになったら口に出す言葉を決めておく

怒りの感情が芽生えているときは、自分自身に冷静になるための言葉を話す、

そのためにあらかじめその言葉を決めておきましょう。

言葉はポジティブなやつがいいので、「大丈夫」とか「なんとかなる」など

話すことで怒りは抑えることができるということです。

最後に

もちろん人はストレスを感じ、溜める生き物であるため、

怒りの感情はどうしても湧いてしまう人がほとんどですよね。

しかし、怒る人も怒られない人もいい気分ではないので、

怒ることで人間関係が悪くなります。

とはいえ、どうしても怒らないといけないっていうときもあります。

アンガーマネジメントはあくまで絶対に怒らないようにする方法ではなくて、

怒る必要のないようなことには怒らないようにする方法であり、

自分の感情をコントロールできるようになるスキルであるのです。

感情は自分にしか操れないんですよ。怒りにくいスキルを手に入れましょう!

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