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虫歯になりにくい4つの食習慣と虫歯になりにくい食べ物を紹介!

食と栄養

当然のことですが、歯ってめちゃくちゃ大事ですよね。

歯があるから、食べられるものは硬いものでも何でも食べられるし、

歯がきれいな人は笑顔が素敵です。

しかしながら、

平成28年の時点で日本人成人(25~74歳)のうち、

虫歯がある人、過去にあった人で処置済の人含めた割合は90%以上であり、

75歳以上の後期高齢者のうち、歯が20本以上ある人は約56%しかいないである

平成28年度歯科疾患実態調査の結果から

これが日本の現状である

その原因の一つは日本人の歯医者の受診率がかなり少ないということである。

ほとんどの人は歯が痛くなってから歯医者に行くという考え方であり、

予防歯科の重要性を理解していない人が多い、これも日本の現状である。

他の先進国は歯の美意識が高く、歯のメンテナンスは欠かせない考えが根付いているが、

日本人はかなり意識低いです。

私、リバー川谷は管理栄養士であり、歯科医師のように歯の専門家ではないが、

歯は食べることに関してとても密接に関係しており、食事や栄養面、健康面に

影響を及ぼすため管理栄養士にとって必須の知識です。

今回、予防歯科の一環として虫歯になりにくい食習慣や食べ物についてお話していきます!

虫歯ができる仕組み

そもそも虫歯とは虫歯菌(ニュータンス菌など)の悪さによって歯が溶かされ、穴をあけられたり

されるなど、ひどいダメージを受けている歯のことです。

どのようにして虫歯になるかといいますと、

●虫歯ができるまで

  1. 口の中の虫歯菌が食べかすなどの糖分を摂取する。
  2. 虫歯菌が菌の塊(歯垢)つくり、さらに虫歯菌が増殖する。
  3. 虫歯菌は酸を出して、酸が歯を溶かす。
  4. 酸により歯のエナメル質や象牙質が溶け出して、進行すると穴が開く。

このように虫歯ができるまで段階がありますが、

定期的に歯医者に行って検診をすることで、軽度な虫歯が見つかって痛みなどの負担が

比較的小さく、通院回数も少なくて済むことや、虫歯がなくても歯磨きでは除去しにくい

歯垢や歯垢が硬くなった歯石を歯医者で除去してくれます。それにより早期発見ができ、

虫歯が進行してしまって抜歯や神経を抜くことを防ぐことになりますので、

歯磨きも大切ですが、定期的な歯科受診をすることをお勧めします。

虫歯になりにくい4つの習慣

よく噛んで食べる

唾液には歯を修復(再石灰化)する働きがあります。

噛む回数が多くなると、唾液がたくさん分泌します。

それにより口の中の酸は唾液によって中和され、虫歯の防止につながります。

だらだら食べをしない

「だらだら食べ」とは短時間な頻度で飲食物を口に入れることであり、

食べ物を絶え間なく口に入れると、歯が酸性の状態のまま続く時間が長くなっていき、

虫歯になりやすいということです。

なるべく間食を控え、食べる時間を決めることで虫歯予防と食べ過ぎも予防できます。

甘いものを食べすぎない

甘い物に多く含まれている糖分は虫歯菌の栄養でもあり、菌の働きが活発になり、

酸をたくさん出すため、甘いものが好きな人でたくさん食べている人はなるべく

甘いものを食べる量や頻度を控えたほうがよいでしょう。

就寝前は食べようにする

就寝中は唾液の分泌量が減るため、口の中の細菌が繁殖しやすい状態になります。

就寝前は食事を控え、必ず歯を磨いてから就寝しましょう。

虫歯になりにくい食べ物

糖分が少ない食べ物

先ほどの虫歯になりにくい食習慣でも言いましたが、

糖分は虫歯菌のえさであり、菌が増殖し酸をたくさん出します。

そのため、チョコレートや飴など糖分の高いお菓子ではなく、

比較的糖分の低いものが良いです。

●糖分が少ないおやつ

チーズ、ナッツ、するめ、ヨーグルト(無糖)、キシリトールガムなど

野菜類、きのこ類、海藻類、大豆製品

これらの食材は主に2つの効果があります。

  1. 口の中の酸を中和する食べ物
  2. 唾液がたくさん出る食べ物

口の中が酸性であると、歯が溶けやすい状態であり、虫歯の原因であります。

野菜類、きのこ類、海藻類、大豆製品はアルカリ性の食品であることが多く、

口の中の酸性の状態を防ぐことになります。

あと、

野菜類、きのこ類、海藻類、大豆製品は主に歯ごたえがあるものやほとんどの食品で

噛む回数が多くなるものであり、たくさん噛むことによって、唾液が増えます。

唾液もアルカリ性であり、たくさん出すことが虫歯防止につながります。

最後に

今回のまとめですが、虫歯に出来る限りならないようにするには、

  • 虫歯になりにくいよう食べ方などの食習慣を見直す。
  • 虫歯になりやすい糖分の高くて甘いお菓子などの食べ物はできれば控えて、虫歯になりにくい食べ物を摂取しよう。
  • ・定期的な歯科検診をしましょう。

歯が健康でないと、痛みなどの不具合でご飯をおいしく感じないですよね。

それにより食欲が失せて栄養不足になり、長期化すると、歯の不健康から

体全体の不健康な状態に陥ることがあります。

実際に高齢者の中には、虫歯の進行による痛みや歯がなくて食べたい物が食べられなくなり、

食欲不振に陥り、栄養不足により、痩せてガリガリになるケースは少なくありません。

やはり歯は全身の健康においても重要なものですので大切にしていきましょう。

食と栄養
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