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野菜は1日350g食べましょう!それって何でだろう?

食と栄養

野菜は好きですか?

リバー川谷は単純に野菜好きです。だいたいのものは食べられます。

それは健康に良いという理由もありますが、

一番の理由はやっぱり美味しい!っていうことです。

野菜の種類によるそれぞれの味や歯ごたえ、生であればフレッシュな感じがいいですよね。

ではみなさん、1日どれくらい野菜食べていますか?

よくどっかで「野菜1日350g食べましょう!」って聞いたことはありませんか?

みなさん、1日350g食べていますか?

おそらく意識して350gを食べている人は少ないと思われます。

野菜は好きで普段からたくさん食べている人はおそらく350g以上食べていると

考えられます。

しかし

「そもそも、何で野菜1日350g食べなければならないの?」

「野菜っていっぱい種類あるけど、何食べたらいいの?」

って思ったことありませんか?

ということで、今回は野菜を1日350g食べることについて考えてみましょう。

日本人はそもそも野菜不足

平成30年(2018年)の「国民健康・栄養調査」で野菜の平均摂取量の

統計を見ると、

男性→約290g女性→約270g

更に20~30代の若年層ではもっと少ない結果が出ています。

厚生労働省平成30年(2018年)の「国民健康・栄養調査」

野菜不足が考えられる理由

なんか面倒くさい

野菜を食べようと思ったら、まずスーパーに行って生の野菜を買うのが面倒くさい、

その後切ったりするのが面倒くさい、

どんな料理にするのを考えるのが面倒くさいとかで

なんかいろいろ面倒くさいって思う人がいらっしゃるのかなと考えらます。

350gがどれくらいなのか目安量がわからない

まず、食べ物を測ることがそんなにすることがないと思われるため、

350gくらいになる目安量の認知がないと思われます。

いっぱい食べたから350g以上であると思っていたが、300g超えてませんやん

っていうこともあるでしょう。

朝食を食べない

これも平成30年(2018年)の「国民健康・栄養調査」で

朝食欠食率の統計の結果であるが、

男性→約14%女性→約9%

これだと、ほとんどの人が食べているように見えるが、

20~30代だけで見ていくと

男性→約30%女性→約16%の人が朝食をしっかり食べていない人が

いるという結果です。

朝食をしっかり食べない人は、普通の人であると、あと昼食と夕食の2食で

野菜を350g食べなければならない計算であるが、

これは結構難しいところ。

つまり朝食食べないと野菜不足になりやすいということである。

1日350gの野菜を食べましょう!の理由

「1日350gの野菜を食べましょう!」っていうのは

厚生労働省が健康維持・増進を促すために目標設定を掲げた項目のうちの1つに

野菜を1日350g食べようと目標値を設定しました。

このように

国民の健康を増進することを広めるようにした方針を健康日本21といいます。

では、なぜ350gなのか?

これは

1日に必要なビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が不足なく摂取するためには、

野菜350g以上必要であるというのが根拠であるということである。

つまり、野菜で摂取できる必要な栄養量を不足なく摂取し、健康維持・増進するために

野菜を350g以上食べましょうということです。

野菜1日350gは根拠なし?

野菜1日350g食べると必要な栄養素を不足なく補給されることはお分かりですね?

しかし、

「じゃあ350gなら何食べてもいいの?」っていう話になりませんか?

例えば、

「おでんの大根を4つ(1個だいたい100gくらい)食べればオッケー?」

「トマトサラダ2~3個(1個だいたい150~200g)食べればオッケー?」

ってなりませんか?

でもこれでは栄養に偏りができてしまうので、350g食べて、目標は達成したが、

必要な栄養量の確保はできていない状態になってしまいます。

そこで厚生労働省から

緑黄色野菜を120g

その他の野菜(淡色野菜)を230g、それぞれバランスよく食べましょうと

言われています。

緑黄色野菜・・主に芯の中まで色が濃い野菜。人参、ほうれん草、トマトなど。

淡色野菜・・主に芯の中が薄いの野菜。玉ねぎ、もやし、大根、なすなど

でもこれって、

野菜は緑黄色野菜であろうが淡色野菜であろうが数多くの種類がありますし、

生で食べるとか焼く、煮るなどの調理法によっても大きく摂取する栄養量は

変わってきますので、

細かにいうと根拠を少し薄いのかなと思います。

でもやっぱり野菜は食べたほうがいい理由

野菜を1日350gっていう数字はさておき、

野菜をたくさん食べることの体のメリットは大いにあります。

生活習慣病やがん、認知症などの疾病予防につながる

野菜をしっかり食べることで、

糖尿病や高血圧や脂質異常症などの生活習慣病、

それから

動脈硬化やそれによる心筋梗塞や脳梗塞など、

または認知症予防に効果があると言われています。

がんも野菜の摂取量が多いほど発祥のリスクは低くなるというデータがあります。

これは野菜などの植物に由来する成分があり、体に良い作用をもたらし

健康維持・増進する効果があります。

このような成分のことをファイトケミカルといいます。

有名な作用として免疫力の向上や、抗酸化作用があります。

特に抗酸化作用は

体の錆びなどの参加を防止すると言われており、

これが老化やがん、認知症、生活習慣病の予防に効果があると言われています。

肥満を防止する

野菜はほとんど水分でできており、低カロリーであるため、たくさん食べると

相対的に他のものを食べる量が減り、結果的にカロリーを抑えられることができます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

厚生労働省では野菜は1日350g食べましょうって掲げていますが、

正直なところ、

350gという数字にこだわらずに、

とりあえずいつもより野菜をたくさん食べるように日頃から意識してみることから

始めてみるほうが良いのではないかと思われます。

野菜は体にとって良い効果をもたらす成分があることは

みなさんお分かりになったと思います。

ですので、

自分が食べられる範囲内の量のうち野菜の割合を増やしてみて

無理のない程度にするのが良いと思います。

大切なことはそれを習慣化して継続できることです。

これから積極的に意識して野菜を食べる習慣を考えてみてはいかがでしょうか?

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